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「若いからしょうがない」 [日常の出来事]

 私の助手時代の最後の教え子が結婚することになった.めでたいことだ.

 彼が学部四年の頃,学生食堂で,英国人留学生の女性らと昼食をとっていた時,キノコをちゅばちゅぱと,くわえて食べていた.しょの女性は嫌な顔をしながらも,「若いからしょうがない」と,名言を吐いたのを覚えている.

 その数日後のコンパで,口ひげをはやした50過ぎの客員研究員のおじさんが,その英国人女性が席を立って戻ってきたときに,自分の膝を指差して,「ここに座れ」とオヤジ発言をして,とてもいやな顔をされていた.その話を聞いて,私は,「口ひげだからしょうがない」と言っておいた.

 その数日後,研究室に電話があった.電話したのが横須賀駅の駅員さんで,その口ひげの研究員さんのことでの電話だった.電話を取った教え子が「ついに,痴漢でつかまったかと思いました」と言っていた.(実際は,財布が届けられたとの連絡だった)

 結婚の話を受けて,当時の記憶が蘇ってきた.
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負け犬酒 [音楽]

 子供ができて以来、自動車のBGMは子供向けの音楽ばかりであったが、妻がインスタントジョンソンの「ポーキー野田」の「負け犬酒」を買い、流すようになった。何回も聞かされ、頭の中に「負け犬酒」がぐるぐる回っている。


負け犬酒


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東大航空宇宙工学専攻で講義 [仕事]

 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻の大学院授業「燃焼現象論」では、企業の人を呼んでオムニバス形式で講義を行っている。私がいる会社からも講師を出しているのだが、本年度は私が行うことになった。それで、今日、授業を行った。内容は、会社で行っている燃料燃焼研究の概要を、自動車業界の課題や会社の商品技術の紹介を交えての説明である。大学院生のみなさんに少しでも役にたてば幸いである。

 会社に移ってから逆に、大学で講義する機会を持つようになった。昨年度、一昨年度は、慶応義塾大学で学部生向けのオムニバス講義を一回受け持った。このような形でも、世の中に貢献できたら幸いだ。
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研究室OB会 [日常の出来事]

 私が学生時代・助手時代に在籍した研究室のOB会は、毎年三月第一土曜日に大学内で開催される。今年も出席した。毎年来る常連のOBの他、卒業以来初めて会う後輩など、懐かしい顔も見ることができた。私が在籍時代の教授である田村昌三先生は、現在、横浜国立大学の教授であるが、今年度で退官となり、客員教授として授業だけ受け持つことになるとのことだった。現在の教授である新井充教授は、四月から環境安全研究センターのセンター長になることになっている。現在の講座は、四年生が入らないので、学生が以前より相当少なくなっている。

 燃焼シンポで毎年お会いするさやかさんが、なぜかOB会のお手伝いをしてくれていた(研究室は違うが、輪講はいっしょにやっているらしい)。私が助手を辞めるのと入れ違いに四年生で研究室配属だったが、もう博士課程三年。時が経つの早い。

 二次会は、例年通り、本郷三丁目近くの焼き鳥屋「白糸」。三階がOB会メンバーで貸し切り状態であった。将棋の元・アマ竜王である金子タカシさんと同じ席だった。金子タカシさんは、「寄せの手筋168」や「ザ・必死」、「詰みより必死」などの将棋本の著者としても有名である。残念ながら、これらは全て絶版なので、ヤフーオークションや、Amazon マーケットプレイスで購入したと、話しておいた。
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「ガラパゴス化するする日本の製造業」 [読書]

 大学時代のサークルの友人である宮崎智彦さんが著した「ガラパゴス化するする日本の製造業」を読んだ。

 本書は、半導体や家電において世界をリードしていた日本が、台湾や韓国企業に遅れをとってしまった原因を、豊富な図表を交えて説明している。日本の電子産業の凋落については、ガラパゴス諸島に例えて、日本市場の「ガラパゴス化」が主因であると説明している。ガラパゴス諸島での生物の独自の進化が世界の進化からは取り残されているように、携帯電話や液晶テレビにおいて世界の標準品より大幅に高いハイスペックの製品が売れる日本は、特殊な市場になっている。従って、日本企業は日本ではハイスペック製品で競争を行いつつ、世界では標準品で競争を強いられ、不利な状況に陥っているのだ。

 ライバルである台湾の躍進については、台湾で製造という水平分業モデルが確立していること、韓国を代表する電子企業であるサムソン電子は、製品企画から設計、製造、販売まで行うモデルで成功している理由として、不況時にも積極的な設備投資をして競争力を高めたことを挙げている。

 電子企業の調査が中心だが、自動車に関する話しもあり、いろいろと参考になった。


ガラパゴス化する日本の製造業


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竜王戦第四局 [ニュース]

 今年の3月に妻がジブリで偶然会った渡辺竜王であるが、羽生名人の挑戦を受けている竜王戦で三連敗してピンチである。で、四戦目は劣勢をひっくり返して勝利した。

 勝因は、竜王の奥様の檄だと思う。

「竜王戦、渡辺竜王が羽生名人に勝ち1勝3敗に」


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しばらく記事を書いていなかったら [日常の出来事]

 しばらく記事を書いていなかったら、so-net blogが勝手に改悪して、更新しないとキーワード広告を入れるようにしてしまった。しょうがないから、記事を書く。

 近況と言えば、会社の組織が変更され、忙しくなってしまった。9月には一泊三日のドイツ出張。6月と10月は米国出張と今年は海外出張も多い。
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日本燃焼学会夏季研究会 [仕事]

2008年9月4日(木)〜5日(金)に、佐賀県唐津市で行われた、日本燃焼学会夏季研究会に、講師として参加した。燃焼学会夏季研究会は、以前は「夏の学校」と言う名前であり、泊まりがけで行われ、講演のみならず、懇親会が夜通し行われるとのことである。
 私の講演は「自動車用燃料燃焼研究」と題し、まず、経歴紹介を兼ねて,前職までの研究概要を説明した。次に,自動車の現状・課題を説明した.そして.現職の研究を紹介し、最後に若手研究者へのメッセージとして,「自分のやりたいことを(夢)を続ける方が良い」,「基礎学問の習得が重要」,「博士学位は荒波の中の小船のオールのようなものだ。波に流されていても、自分で進路を決めている気になれる。」との言葉で締めた.
 懇親会も夜中まで参加したが、さすがに12時過ぎると体が持たなくなった。年をとった証拠か。
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渡辺明竜王位四連覇記念大会 [日常の出来事]

 三月に妻と息子がジブリ美術館で渡辺竜王に遭遇した。長女がその話しを聞いてくやしがったので、渡辺竜王に会うために渡辺明竜王位四連覇記念大会に出場させた。

 渡辺竜王は午後から大会会場に到着した。娘に、妻がとった竜王の写真の入った携帯を持って、竜王に話しかけさせた。娘は緊張したようで、「母が前にジブリで会ったようで」としか言えなかったようだ。竜王は、そうでしたねぇと答えてくれたようだ。本当は竜王の「四間飛車破り 急戦編」にサインをしてもらいたかったようだが、恥ずかしいので頼めなかった。参加賞の渡辺竜王の扇子で満足していた。

教え子二人の結婚式 [日常の出来事]

 大学助手時代の教え子二人の結婚式・披露宴が帝国ホテルで行われた。二人の修士の研究生活を良く知っている言うことで、祝辞を頼まれた。二人の研究のことを紹介した後、新郎の今の仕事内容である触媒の話から「研究室生活が二人を結びつけ結婚に至りました。触媒は物質と物質を結びつけて反応させる働きをするので、研究室はいわば触媒の働きをしたわけです。しかし、触媒は結びつかない物質同士を反応させることはできません。ですので、二人の結婚は必然だったわけです。」と言った。

 新郎側の主賓は、「インテリジェント触媒」で有名な田中裕久さんであった。主賓挨拶は、新郎に気を遣ってか、意外と普通だった。
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