SSブログ

妻と息子が渡辺竜王に遭遇 [日常の出来事]

 妻と幼稚園生の息子が、幼稚園の同じ組の家族といっしょにジブリ美術館に行った。そしたら、何と、渡辺竜王家族が来ていたそうだ。妻は、「上の娘が将棋をやってまして」と言って、携帯で写真を撮らせて頂いた。その様子は、妻のblogに記してある。渡辺竜王、ありがとうございます。美術館で妻が声を掛けた後の様子は、竜王のblogにも書かれている。

 妻は、一緒に行ったお母さんたちに、渡辺竜王の凄さを伝えようとしたが、誰も竜王のことを知らず、凄さが伝わらなかったそうだ。

 渡辺竜王は、息子さん(柊君)の世話をよくしていて、家族思いの良いお父さんのようだったと、妻は言っていた。

追記
 渡辺竜王のblogにトラックバックを送ったら、すぐにトラックバックの紹介が書かれていました。ありがとうございます。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

越光男先生最終講義 [日常の出来事]

 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の越光男教授が3月末で化学システム工学専攻を退職されるので、最終講義が行われた。最終講義は、「素反応と反応機構」と題し、越先生が進めてきた、量子化学→素反応→反応モデルと言う流れの反応モデリングとレーザー分光を基礎とした実験研究に関して、ここ10年やってきたことをまとめたものであった。最終講義にも関わらず、Master Equationなど専門的な話しが続き、越先生が本当に研究が好きだったと言うことが再認識される講義であった。燃焼反応のところでは、私が連名になっている最新論文を紹介して頂き、大変驚いた。

 越先生は、化学システム工学専攻は退職になるが、4月からは東京大学大学院工学系研究科総合研究機構のJAXA社会連携講座の教授として東大に残るとのことである。研究室は、本郷に隣接する浅野地区と言われるところに移る。

「the popular music ~筒美京平トリビュート~」 [音楽]

 職業作曲家のナンバー1と言えば、筒美京平を挙げる人は多いだろう。私もその一人である。「the popular music ~筒美京平トリビュート~」は、様々なミュージシャンが参加したトリビュートアルバムである。買って聞いてみた。

1. さらば恋人/山崎まさよし
 オリジナルは、マチャアキこと堺正章の代表曲。山崎まさよしの方が歌がうまいので、さらに良くなっている。関係ないが、妻は山崎まさよしと山崎邦正を混同していたらしい。

2. ブルー・ライト・ヨコハマ/柴咲コウ
 オリジナルは、いしだあゆみで1969年のレコード大賞最優秀作曲賞受賞曲。柴咲コウがオリジナルの感じをうまく残して歌っていたのには驚いた。

3. たそがれマイラブ/徳永英明
 オリジナルは大橋純子。徳永英明のハスキーボイスがよくあっている。徳永英明は、カバーアルバムを何枚も出しているから、カバーはなれたものか。

4. セクシャルバイオレットNO1/つんく♂
 オリジナルは桑名正博。アン・ルイスの元・旦那で、今は大阪で家業を継いで社長になっている。桑名の他のヒット曲である「哀愁トゥナイト」も、筒美京平が作曲。つんく♂がちゃんと歌っていて、シャ乱Q時代を思い出させた。

5. 人魚/BONNIE PINK
 オリジナルはNOKKO(元・レベッカのボーカル)。BONNIE PINKのことは全く知らないが、オリジナルの感じをちゃんと残して歌っていた。

6. お世話になりました/ET-KING
 オリジナルは井上順(当時は井上順之)。バカな男たちは、よく、別の意味で「おせわに〜なりました」と歌っていた。オリジナルから歌詞を変えて歌っていたが、想いの空回り感があった。

7. 飛んでイスタンブール Homme/秋川雅史
 オリジナルは庄野真代。「千の風になって」の秋川雅史が歌っていたが、さすがにクラシック歌手が歌うのは無理がある。

8. 魅せられて/島谷ひとみ
 オリジナルはジュディ・オング。レコード大賞受賞曲であり、袖が扇子のように広がる衣装も強烈であった。これがヒットして多忙になったジュディ・オングの代わりに、アメリカのテレビドラマ「将軍 SHOGUN」に島田陽子がヒロインとして出演することになった。島谷ひとみはカバーが得意なので、問題なく歌っていた。

9. 夏のクラクション/ゴスペラーズ
 オリジナルは稲垣潤一。曲は他の人が提供しているものがほとんどである。「ドラマチック・レイン」も筒美京平作曲。ゴスペラーズが歌っているが、もっとゴスペラーズの色を出しても良かった気がする。

10. 真夏の出来事/melody.
 オリジナルは平山三紀。ばんばひろふみの元・妻。声が特徴的である。筒美京平は、平山三紀や郷ひろみ、松本伊代のような声が好きなようだ。melody.はこれらの声質とは異なっており、あまり似合っていない。

11. 木綿のハンカチーフ/草野マサムネ
 オリジナルは太田裕美。太田裕美の代表曲であるが、この曲は、実はシングル用に作られたわけではなかった。スピッツのボーカルである草野マサムネがスキマスイッチの常田真太郎のプロデュースのもと歌っているが、なかなか良い。

12. また逢う日まで/クレイジーケンバンド
 オリジナルは尾崎紀世彦。レコード大賞受賞曲。クレイジーケンバンドの横山剣がどんな風にアレンジしたのか心配であったが、この曲を尊重していて、アレンジもほとんど変えずに(あの出だしもそのまま)歌っていて、「普通に」良かった。

 全体的に、オリジナルを尊重していて、筒美京平大先生のすばらしさが再認識できる、良いCDだと思う。


the popular music ~筒美京平トリビュート~


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

「化学だいすき基金」に寄付した [日常の出来事]

 インチキ化学者と名乗っている通り、日本化学会には全く貢献していない。日本化学会はあまりに純粋化学に片寄り過ぎているので、貢献しようもないのだが。

 日本化学会では、「化学だいすき基金」と言う、子供たちへ化学を普及させるための基金があり、それに募金してくれとの案内が会誌に載っている。娘や息子に化学を知ってもらいたいので、基金の趣旨に賛同して、募金した。

 この基金は数年前から行われているが、化学大好きクラブの会誌発行以外には、新たな企画は行われているようには思えないので、小学生向けのイベントを企画して欲しく思う。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

「脳内復活」 [読書]

 「脳内復活」(グレッグ・D. ジェイコブス 著)を読んだ。邦題は、昔サンマーク出版から出ていた本に似た名前がついているが、原題は"THE ANCESTRAL MIND"であり、この本の中では、「太古の心」と訳されている。この本では、まず、「太古の心」の経路が網様体(覚醒状態を調整)→視床(情報の交通整理)→扁桃体(警報を発する)→視床下部(警報を全身に広める)であり、人間はそれに「考える心」が加わっていることを示している。そして、人間の「考える心」による、「太古の心」を押さえ込んでストレスを生み出す仕組みを説明している。そして後半は、『太古の心」を復活させる方法をいろいろと示している。「考える心」が生み出す悲観的な考えを小さくする方法や、笑い、人との触れ合い、一人でいる時間の勧めなどである。

 「太古の心」の復活方法は、東洋医学、呼吸法、ヨガなどと近く、東洋人には受け入れやすい話しである。ただし、この本が説明すべき、「太古の心」と「考える心」の脳科学的な話しが、それほど詳しくないのが残念である。この本の説明だけでは、本当にそうなのか?との疑問が少し残った。


脳内復活―脳科学がたどりついた「幸福」の原点


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「「見る」とはどういうことか」 [読書]

 「「見る」とはどういうことか」(藤田一郎著)を読んだ。この本は、「見る」ことに関する脳の働きをわかりやすく示そうとした本である。様々な錯視を紹介し、見ると言う行為は脳の働きであることを示したり、脳の一部の働きが壊れた人たちの調査から得られた、脳の各所の見る行為に対する働きを示している。また、サルを使った実験から得られた脳の働きなど、面白い話しがいろいろと紹介されている。最後の二章は、著者の専門領域で、なかなかわかりづらいが、研究のダイナミックさは伝わってくる。後ろ二章を除けば誰でも楽しく読めると思う。


「見る」とはどういうことか―脳と心の関係をさぐる (DOJIN選書 7)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「進化しすぎた脳」 [読書]

 脳について少し勉強しようと思い、脳の本を何冊か買った。まずは、一番読みやすそうな本である、「進化しすぎた脳」(池谷裕二、講談社ブルーバックス)を読んだ。この本は、著者がコロンビア大学の客員研究員時代に、高校生相手に行った講義を、本に書き下ろしたものである。脳研究の最前線の話を、わかりやすく説明してあり、面白く読めた。

 面白いと思った話を二つ挙げると、
・ラジコンネズミの話(ヒゲの触覚の脳部位と報酬系の脳部位に電極を刺し、刺激を与えることで、ネズミをコントロールすることが可能な話)
・「好きな時にボタンを押す」行為が自由意志ではなく、まず、ボタンを押す動作の指令の後、「ボタンを押そう」と言う意識が現れると言う話。

 読みやすい本なので、誰にもお勧めできると思う。


進化しすぎた脳 (ブル-バックス)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「世界一やさしい問題解決の授業」 [読書]

 出張の途中、駅の本屋の店頭で「世界一やさしい問題解決の授業」(渡辺健介、ダイヤモンド社)が平積みになっていたので、買って新幹線の中で読んでみた。この本は、著者がマッキンゼー勤務の中で学んだ問題解決の技術を、非常に簡単に、かつ、仕事をした経験のない高校生でもわかるように説明をしている。

 この本の良いところは、「ロジックツリー」と言われる問題の原因などを分類していくやり方を上手に説明していることである。この本では、「ロジックツリー」を「分解の木」と表現している。そして、分け方として、マッキンゼーが考案したと言われるMECE(Mutual Exclusive Collectively Exhaustive、分けたそれぞれにダブりや漏れがないようにする方法)を、これも上手に説明しているのである。この本の価値は、ロジックツリーとMECEのわかりやすさにあると言える。

 中高生向けと書いてあるが、大企業で若手がやらせられるQCサークルのテキストとしても使えると思う。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

「子供のための論理トレーニングプリント」 [教育]

 日本の国語教育は、論理的に物事を伝えることを教えていない。従って、大学や社会人になって、論文やレポートを書かなければならなくなって初めて、自分の論理的表現力の貧しさに気づくことになる。

 今年の夏、長女の作文を見てみたが、出来事を論理的に伝える能力が不足していることが明らかであった。それでは、さすがによろしくないと思い、長女に、「子供のための論理トレーニングプリント」(三森ゆりか、PHP)を解かせることにした。この本は、小学生向けに、論理的に説明を行う方法を、穴埋め形式など、簡単なやりかたで身につけさせようとしているものである。娘もいやがらずやっているようなので、続けさせて、少しは論理的表現をみにつけることができたらと思っている。


子どものための論理トレーニング・プリント


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

ハッピーマンデーの問題解決法 [思いつき]

 11月17日の朝日新聞の「be on Sunday Business」に「「アンハッピー」マンデー 暮らしに有形無形のマイナス効果も」と言う記事が載っていた。月曜日を祝日にして三連休になるようにする「ハッピーマンデー」のせいで、月曜日の授業数が減る、月曜勤務のパート従業員の収入が減る、月曜診察の主治医の診察が受けられなくなるなどの、不都合なことが起きているとのことだ。

 その解決法としては、ハッピーマンデーの休みを別の曜日の扱いにすれば良い。例えば、成人の日の休みは「火曜日」の扱いにし、その祝日の次の日の火曜日を、代わりに月曜日の扱いにするわけである。日本中をそのような曜日の扱いにすれば、月曜日だけ授業数が減ることもなくなる。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。