「地球のなおし方」 [読書]
「地球のなおし方」(ドネラ・メドウズ、デニス・メドウズ、枝廣淳子著、ダイヤモンド社)を読んだ。この本は、枝廣淳子氏が「成長の限界 人類の選択」を翻訳していく中で、ぜひ書きたいとの思いから著したものである。この本は、まず、地球をシステムとして考えると、このまま発展を進めて行くと、食料、資源、環境などの面で行き過ぎからの崩壊がまねかれる。なので、人口抑制、物質的生活の質の抑制、技術の発展の三つを用いないと持続的な社会にはならないとのことである。
この話の根拠となる種々のシミュレーションは、「成長の限界 人類の選択」を読まないとわからないので、この話が正しいかどうかは、この本だけではわからない。でも、読みやすいし、書いてある事は真っ当なことである。
コメント 0